15年前の大災害により文明が崩壊した日本で、
天国を求め旅を続けるマルとキルコは、
キルコの光線銃についているマークと同じものを遂に見つけた!!
それは、とあるビルの2階にある「高原学園」の看板。
ここが果たして探していた「天国」なのだろうか!?
マルとキルコは高原学園のドアを開ける・・・
一方、壁の中の町では、青島という保健医が副園長という要職に突然の昇格し、
組織の大改変ともいえる人事異動が行われていた。
何やら不穏な空気に包まれる壁の中・高原学園・・・
壁の外の世界と中の世界・・・
これは天国と地獄なのか?それとも。
壮大な世界観で描かれる「天国大魔境」5巻、開幕!!
「天国大魔境」5巻の感想
謎が謎を呼び、
どんどん物語が深まっていきながらも、
少しずつ明かされていく真実。
文明が崩壊した日本を旅するマルとキルコ。
そして「人食い」や「ヒルコ」等とよばれる異形の怪物が存在している。
その怪物を殺すことができる特殊能力を持つ(黙っていれば)イケメンのマルと、
脳は男で身体は美少女のキルコの絶妙な関係がこの漫画の大きな魅力のひとつでもあります。
キルコは、姉である桐子の体に、「竹原春希」という弟の脳が移植された存在で、
桐子なのか春希なのか・・・だからキルコと名乗っている。
その脳移植を施したと思われる医者を見つけるのもキルコにとってはこの旅の目的。
そして恐らく天国だと思われる壁の中の町では特殊能力をもった子供たちが多く暮らしている。
大災害から逃れた高原学園が、壁の中に自分たちだけの「天国」を作ったのではないかと想像するが果たして・・!?
むしろ高原学園の存在自体が15年前の大災害の元凶だったりするのかも。
予測不能の展開が続く「天国大魔境」5巻、ますます目が離せない。
「天国大魔境」は、まんが王国で無料試し読みができます。
緻密な画力で描かれる世界観、
謎が謎を呼ぶ壮大なストーリー。
マルとキルコが壁の中に辿り着いた時、
そこにあるのは天国なのか・・?それとも・・?
超ド級のディストピア漫画「天国大魔境」を、
もしよかったらあなたも読んでみてください。