なんだろうこの気持ちは・・・?
男、女・・?
性って何だろう?
性欲って・・・なんだろう・・?
亀川洋平、室田慧、三谷結衣。
幼馴染で、子供のころはいつも一緒にいた3人。
中学に上がって、とある出来事があり、
洋平は、結衣を意識しだして話せなくなる。
そして慧が突然、北海道に引っ越しとなり、
3人はバラバラになる。
僕たちは、いつから変わってしまったのだろう。
そして高校1年生の春に3人は再会する。
男を降りた慧が、戻ってきて・・。
僕たちのセイシュンを、君でなくなった君が揺さぶる。
心に刺さる青い性から目が離せない。
この表紙の娘、実は・・。
「おかえりアリス」1巻の感想
中学生から高校生へと進む時期の、繊細で多感な少年少女の物語。
単純な言葉では語り尽くせない、
複雑で魅力的なストーリーが繰り広げられます。
3年ぶりに故郷に戻ってきた幼馴染の男子は、
以前の面影がなく大変身を遂げていて…!?
性春時代の繊細な心情が交錯する三角関係が描かれ、
胸を締め付けるインモラルな物語に目が離せません。
ちょっとクレイジーな狂気じみた恋愛模様が綴られていますが、
それがなぜか心を惹きつけ、深く刺さる感覚を味わえます。
自分も狂っているのかと疑問に思いつつ、
不思議な魅力にとらわれてしまいます。
どこか胸騒ぎがするものの、その漫画の魅力に抗えない。
見たいような見たくないような、胸がモヤモヤする展開に興味津々。
男性や女性、性別や性欲といったテーマが巧みに織り交ぜられ、
思春期の苦悩や葛藤がリアルに描かれています。
深いテーマを扱ったこの作品は、読者を選ぶかもしれません。
しかし、ありふれた恋愛漫画とは一線を画し、
その独特の世界観と魅力が詰まったストーリーは、
間違いなく一読の価値があると言えるでしょう。
この先の展開が待ち遠しい、心揺さぶるセイシュンの物語です。
「おかえりアリス」1巻は、ebookjapanで無料試し読みができます。
思春期の少し歪んだを感情を見事に描く、
「おかえりアリス」を、もしよかったらあなたも読んでみてください。