※プロモーションを含みます。
・主人公、大路雪人、17歳、売人。
鈍った毎日の中で、ゴミ溜めののような景色の中で。
腐敗臭の漂う路上で。
寒々と部屋を照らす薄暗い照明の下で。
・親友、益田メイジ、18歳、ビートメイカー。
「痛み」を知る二人の魂は、震え続けている。
「スーパースターを唄って。」1巻の感想
万人受けはしないよ、こんな漫画。
でも刺さる人には、メチャクチャ刺さる。
この底辺を這いつくばるような空気感。
どれだけ痛めつけられても、どれだけ寒くても。
魂は震え続ける。
掃きだめと、腐敗と、貧困と友情。
薄暗い団地の空気感。
描写はどこかコミカルだけど、ギラギラの刃物のような冷たい感触。
でも奥底でグツグツと煮えたぎるような熱。
これはとんでもない漫画が出てきたなぁ。
「スーパースターを唄って。」は、まんが王国で無料試し読みができます。
いやホント、どんな解説をしてもなんか違う。
上手く説明できない。
こんなゾワゾワする人間ドラマなかなか出会えない。
「スーパースターを唄って。」とりあえず読んでみてください。
絶対に何かを感じるはずだ!