あらすじ
博打でつくった借金に苦しんでいた倉見勝は、千脇という男に拾われ裏稼業に励むことに・・・
「千脇エンタープライズ」の業務は、借金の回収、売春、ノミ屋、手配師等々・・
気は小さいが、体が大きく顔が怖い勝は、思わぬ借金の取り立ての才能を発揮していた。
そんな中、ある仕事が勝に課される。
重さ50~60kgほどのコンテナを黒牟にあるマルヨシ水産まで運ぶ。
報酬は十五万、コンテナの中身を知る必要はない。
用意された保冷車に乗り荷物を運び降ろすだけ・・・
コンテナの中身とは一体・・!?
そして勝は、黒牟のマルヨシ水産に異様な不気味さを感じる。
拭いきれない恐怖と不安・・・
しかしやるしかない、もうこれしか勝に生きる道はないのだから・・・
みどころ
博打で借金をつくり、裏稼業へと足を踏み入れた
気が小さく、顔が怖い男・倉見勝。
その勝を拾った、千脇という男もなかなか底がしれない男です。
ある日千脇に連れられて勝が行った場所は黒牟という土地。
いまだに東京にこんなところが存在するのかと言いたくなるほどの、
簡単にいうとスラムのような集落。
そこにあるマルヨシ水産に、謎の荷物を運ぶ任務を勝は課せられる。
報酬は1回15万円という破格の金額。
逆に言えば、それだけ普通ではない仕事ということかもしれない。
千脇は、なにも心配することは無い真っ当な仕事というが・・・
ただ・・・中身を知る必要はないとのこと・・・
一体、何を運ばされているのか・・!?
そして感じるマルヨシ水産の人間の異様な雰囲気・・・
一度読み始めたら最後、結末を見るまで引き込まれてしまう「うなぎ鬼」。
千脇について行くと決心した倉見勝の行く末は・・・!?
試し読み情報
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底が見えない闇に踏み込んでしまった一人の男の物語。
得体の知れない恐怖と不安。
誰かが言っていた「世の中で一番怖いものは人間」だと・・・
緊迫と焦燥のサイコホラー「うなぎ鬼」
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