昭和50年代生まれの、ファミコン世代へ捧ぐ。
漫画「ピコピコ少年」は、少年時代にゲームに熱中した大人が読むと、
かなりグッときます。
ファミコン、PCエンジン、ゲームボーイ、ゲーセン、駄菓子屋。
作者の押切蓮介さんの若かりし頃の体験談を描いているのですが、
私なんかは、ノスタルジックな気分になり悶絶してしまいました。
この表紙なんか最高ですね。
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「ピコピコ少年」の感想
「ドンキーコング」「イー・アル・カンフー」「スパルタンX」等々、
懐かしい、かつて時間を忘れて夢中になったファミコンソフトが出てきて、
堪らない気持ちになります。
「グーニーズ」をやっていると、つい身体が動いてしまうところなんて、
思わずウンウンと頷いてしまいます。
周りからは分からないが、実はスーパーマリオごっこをやっているとか、
当時の小学生あるあるネタ。
ゲームの発売日前日の夜からデパートに並んだときのお話や、
品薄のPCエンジンを求めて自転車で走り回ったり、
ゲーセンで出くわした隣の中学のヤンチャな生徒から「Bダッシュ」で逃げたり。
ゲーム好き少年あるあるのエピソードが目白押しで、胸アツです。
個人的にツボだったのが「秘密基地」のお話。
男の子は、けっこう秘密基地とか作ったんじゃないですかね。
なんか段ボールとか、変な廃材とかで・・・
その秘密基地の中でお菓子を食べてゲームをやって漫画を読んで、あぁ青春。
読んでいてホントにグッときました。
他にもファミコンのやりすぎで母親にアダプターを隠されたり(笑)
エロゲーというものの存在をして、なにも手につかなくなるほど興奮してしまったり。
素敵なエピソードは盛りだくさんなのです。
社会で頑張っている少しだけ疲れてしまった、
かつてのピコピコ少年たちに是非とも読んでもらいたい漫画です。
子供のころのくだらない時間って、本当に貴重だなって思えます。
「ピコピコ少年」はamazonで無料試し読みができます。
「ピコピコ少年」が気になってここまで読んでしまったあなた!
是非、漫画のほうも読んでみてください。