NeuN(ノイン)

「NeuN(ノイン)」 2巻 ネタバレ

1940年のナチス(国際社会主義ドイツ労働者党)の独裁で栄華を極めていたドイツ。

そんなとある村で血の繋がっていない両親の元で、のどかに暮らしていた少年フランツ・ノインは、

ある日、ナチスの襲撃を受けるが、テオ・ベッカーという男によって命を救われる。

なぜノインがナチスから命を狙われるのか・・!?

それはノインがナチスドイツ総統・アドルフヒトラーの血を持つ9番目の子供だからである。

ナチスは秘密裏にヒトラーの血を持つ13人の子供をドイツ各地に預けて育てていたのだ。

フランツ・ノインはそんなヒトラーの9番目の子供。

そしてテオ・ベッカーはノインの警護の任・「壁(ヴァント)」の役割を受けた兵だった・・!

何らかの理由によりナチスは子供達の抹殺を決定した。

そしてテオはナチスを裏切りノインを連れて旅に出る。

その先で出会ったのは8番目の子供・アハトと、

そのアハトの「壁(ヴァント)」・ナオミ。

お互い同じ境遇の仲間ができるが、

彼らにがみを寄せている街にナチスの手が伸びてくる・・!

ヒトラーのDNAを持った子供達をめぐるサスペンス「NeuN(ノイン)」第2巻、開幕!!

 

 

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「NeuN(ノイン)」2巻

 

 

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「NeuN(ノイン)」2巻の感想

ナチス独裁政権下のドイツの空気感が全編に漂っていて、

ゾクゾクしてきます。

とても面白い。

ナチスに命を狙われている少年・ノインを連れて、逃亡の旅をするテオ・ベッカー。

そのテオがとてつもなくカッコイイ!!

そして今回の2巻ではテオの過去も少しだけ明かされます。

そして旅先で出会う同じ境遇の二人、少年・アハトと、

アハトを護るナオミ・ライジンガー。

ナオミは日本刀を操るナチス兵なのですが、

当時のドイツに日本刀があったのかどうかはよく分かりません・・・

しかし、敵をぶった切るカッコよさに惚れ惚れしてしまいます。

まだまだ物語は始まったばかりだと思われ、これからどうなっていくのか。

テオと因縁のありそうなDr.Uなんて指揮官も現れ情勢は予断を許さない状況。

なんか6番目の少年・ゼクスが他の12人の子供たちの抹殺を決めたっぽい・・!?

そしてアドルフ・ヒトラーの底知れぬ存在感が支配している当時のドイツを、

圧倒的な画力で描かれていて、引き込まれます。

 

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狂気に支配されたナチス政権下を圧倒的画力で描き、人間とは何かをあなたに問う!?

衝撃のナチスサスペンス「NeuN(ノイン)」を、

もしよかったら読んでみてください。

 

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