パンデミック、クラスター、ロックダウン、オーバーシュート、
聞きなれない単語が銃弾のように飛び交うようになり、
世界の常識が大きく変わり始めた。
しがないサラリーマン・小森建太郎（45）は、
これを機会に新しい生活を始めることにする。
20年勤めた会社の早期退職者の募集に真っ先に手を挙げた。
貯金と退職金を合わせて2000万円、この資金で新生活を始めるのだ。
「ニーティング」。
それは小森が10年以上前から思い描いていた生活スタイルだった。
ニーティングとは、35歳以上の無業者が、特に意欲を持たずに、
ニートのような生活を送ることを意味する。
とにかく部屋から一歩も出ない、ただの一歩も。
ゴミ出しはゴミ置き場直通のダクトを通して投下する。
買い物はすべてネット通販で、受け取りは置き配にして、窓から荷物を回収する。
究極の”引き籠り生活”。45歳の元サラリーマン小森にとって理想の生活だった。
やっと手に入れた安全で快適な、自分にとって最高の居住空間。
あとはこのまま平穏に何事もなく人生を終えるだけ、この時はそう信じ切っていた・・
「タイムリーな作品」「面白い」「思ってたのと違った」「ただのニート？」「続きが楽しみ」「分かるわー」等々、
大反響。賛否両論の問題作「NEETING LIFE ニーティング・ライフ」1巻、開始！！
「NEETING LIFE ニーティング・ライフ」1巻の感想
まず率直な感想は、「分かるわー」でした。
会社員として働いている人なら、共感できる方が結構いるのではないかなと思います。
そして詳しくは書きませんが「緊急脱出グッズ」に驚きと納得です。
パンデミック、ロックダウンなど、これまでの常識が崩れて、
世界が大きく変わりました。
それは私たち庶民の生活にも、大きな影響を与えています。
45歳のしがないサラリーマン小森建太郎は、早期退職にすかさず手を挙げて、
理想の生活「ニーティング・ライフ」を実現するのです。
買い物はすべてネット通販、娯楽はタブレットの中にある数千冊の電子書籍。
ちびちびと缶チューハイを飲みながら、何十年でも暇を潰すことが可能だ。
20年のサラリーマン生活の末にやっと手に入れた理想の生活・・！
少しだけ、いや結構？羨ましいと思ってしまいました（笑）
あとはこのまま平穏に人生を終えるだけ・・・
そう信じ切っていた時に・・・？
只々、普通（？）のニート生活を描くだけの漫画かな？と思いつつ・・
小森の周りで不穏な空気が流れ始めます・・
これは続きの2巻がとても気になります。
感受性豊かな独特な物語は、これからどこに向かうのか？
最後まで見届けたいです。
「NEETING LIFE ニーティング・ライフ」は、まんが王国で無料試し読みができます。
今の日本を生きている多くのサラリーマンが共感できる！？
これぞ理想の生活と思いきや・・・何かが起こりそうな予感。
貯金と退職金を元手にニーティング・ライフを始めた45歳の小森建太郎の、
行く末はいかに・・！？
まだまだ先が見えない「NEETING LIFE ニーティング・ライフ」1巻を、
もしよかったらあなたも読んでみてください。
