ガンニバル

「ガンニバル」2巻 ネタバレ

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山奥の村「供花村」に赴任してきた駐在「阿川大悟」。

大悟は前任の駐在「狩野治」が失踪する原因となったと思われる「後藤家」を探る。

山奥にある後藤家を訪れる大悟。

そこで大悟が見たものとは・・・?

そして、狩野が失踪前に言っていたらしい

「あの村の人間は人を喰っている・・・」という言葉・・・

暖かく迎えてくれる後藤家以外の村の人々の存在・・・

狩野の娘「すみれ」と後藤家の関係も何かがある・・・?

底知れぬ違和感と不気味さが漂う供花村で大悟はどう動くのか・・・?

そしてこの第2巻で大悟の過去・娘の「ましろ」が声を失った理由が明かされる・・・

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現実に「カニバリズム」という人間が人間の肉を食べる文化があるそうです。

そこには様々な意味や理由があるといわれています。

薬用として、供養として、さらには嗜好として。

また飢饉や生き残るための緊急事態の時などもあるようです。

カニバリズムが現代に残っているかは私にはわかりません。

それは、この漫画「ガンニバル」を読めば分かるのかもしれません。

あくまでフィクションのはずですが・・・

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全編に漂うなんともいえない不気味さが凄いです。

誰が敵で誰が味方なのか、分かりません。

もしかして味方など誰もいないかもしれない・・・

いや、意外な奴が味方なのか・・・?

主人公・大悟は常に疑心暗鬼の只中にいます。

一番の味方と思っていた人物が、不穏な発言を・・・

そして何といっても「後藤家」の人々の底知れぬ不気味さ・・・

供花村の真実とは一体・・・?

取材に取材を重ねたと思われるリアルな村の描写がまた凄いです。

読んでいると先が気になってページをめくる手が止まりません。

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