【鉄塊のような大剣を背負った復讐の狂戦士】の物語。
壮大な世界で繰り広げられる中世ダークファンタジーです。
全身黒づくめの鎧に左腕は鉄製の義手という出で立ちで
大剣を背負い、人外の者たちに仇をなす。
黒い剣士ガッツの壮絶な物語です。
行くところ血と肉が飛び散る・・・
それが狂戦士ガッツの世界です。
ストーリーが他に類を見ない程の壮大さです。
そして描写が漫画というレベルでは語れないほど緻密で
不気味なものはとことん不気味に
美しいものはとことん美しく描かれています。
私なんかは、セリフのないページで何度も手を止めてしまう程です。
ベルセルクの魅力に「黒い剣士」となり
復讐の旅に出ることになる切欠となった
傭兵団「鷹の団」を中心とした人間ドラマがあります。
そしてガッツと人外の者たちとの壮絶な戦闘シーン。
そして自分の運命は自分で切り開くといった信念で
もがきながら生きていくガッツ。
そんな感じで、まだまだ魅力がありすぎて語りつくせませんが
本当にすごい漫画です。
20年以上前に始まったベルセルクですが
ファンとしては完結を心待ちにしていました。
しかし残念ながら2021年5月に原作者の三浦建太郎さんが
他界されたとのニュースが飛び込んできました。
黒い剣士ガッツの旅の行く末を見届けるまでは
私も絶対に生き続けると思っていたのですが
未完が決定してしまいました・・・
物語はこれからクライマックスだと思っていた矢先の
訃報でした・・・
本当に悔しい想いでいっぱいです・・・
しかし、誰よりも一番悔しい想いをされているのは
三浦建太郎さん本人のはずです。
残された私たちにできることは
ベルセルクを愛し続けること。
ベルセルクを語り継ぐことです。
この日本にベルセルクという漫画が存在していることを
私は誇りに思っています。
ベルセルクに私は多大な影響を受けました。
絶大な感動と衝撃と熱狂を与えてくれたベルセルク。
私はベルセルクを愛し続けます。
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世界最高のダークファンタジーを
あなたも読んでみてください。