私は今、震えている。
これは何の震えなんだろう。
緊張なのか喜びなのか、戸惑いなのか興奮なのか・・・
何だかよく分からないが震えが止まらない。
しかし、一つだけ確かなことは、奇跡が起きたということだ。
衝撃的ニュースが飛び込んできた!!
「ベルセルク」の連載を再開するというのだ!!
2021年5月に作者の三浦建太郎さんが逝去され、未完かと思われた
大傑作ダークファンタジー「ベルセルク」がまた動き出すというのだ!!
これを奇跡と呼ばずして、何を奇跡と呼ぶのか!?
三浦建太郎さんの盟友である漫画家の森恒二さんが監修を務め、
漫画は三浦建太郎さんの元で学んだスタッフさんたちが所属するスタジオ我画が描き上げるという。
生前、三浦さんは森さんに「ベルセルク」のストーリーを話していたらしく、
森さんは結末まで聞いていることらしい。
森さん曰く「聞いていない事や、よく憶えていないことはやらないし、無駄な装飾もしない」との事。
森恒二は、超大作ベルセルクの結末を聞かされている者の使命として三浦建太郎さんの意思を継ぐようだ。
このような形で再び動き出すベルセルク。
これを奇跡と呼ばずして何を奇跡と呼ぶのか。
半ば諦めていたベルセルクの最終回を読める可能性が出てきた。
本当に何が起こるか分からないものだ。
今私が思うことは、「生きててよかった」だ。
心底そう思う。
森恒二さん、スタジオ我画の皆様、ヤングアニマル編集部の皆様。
そしてベルセルクに関わる全ての方々に感謝します。
本当にありがとうございます。
ベルセルク連載再開!!「ヤングアニマルNo.13(2022年)」はこちら