ビートたけしさんも、麒麟の川島さんも絶賛している
究極の家族モノ漫画、「住みにごり」第2巻が早くも登場しました!!
東京の暮らしに疲れて、仕事を辞めて田舎に帰ってきた29歳の末吉だったが、
実家の2階には無職の35歳の兄がいる。
さらに無職の父、体の不自由な母、バツイチの姉。
実家なんて、どこも変なもんだとは言うけれど・・
うちの実家はとんでもなく変なじゃないか?
そんな中、兄は弟の幼馴染に恋をしてしまい、何かが起こりそうな不穏な空気が流れる。
田舎の古い2階建ての実家は、よどみを増していく。
生々しい家族の物語、これがこの国の縮図だろうか。
他人事とは思えない、これぞ令和のホームドラマ、それが「住みにごり」。
「住みにごり」2巻の感想、溜まっていく濁りのゆくえ
35歳の無職の兄って、無口で人見知りなだけで、本当は純粋でいい人なんじゃないかなって
思っていると、何ともいえない濁りがたまっていく感じで、怖くなってくる。
父もなんだか、心に濁りが溜まっていっている感じ。
笑えるシーンもあるのだけれでも、やはりだんだんと不気味さが際立ってきます。
この漫画どこに向かっているのか?この第2巻では益々目が離せなくなっています。
人間の本質を描いているような物語に釘付けの私も、この家族と同類なのかもしれません。
ていうか、この物語に興味を示さない人っているのだろうか?
いるとしたら、とても満たされて、とても豊かな人なのかもしれない。
しかしそんな人だって、苦しみや不安を抱えているものです。
総理大臣だって、不安を抱えているのですから。
話はそれましたが、変な実家の物語。
2階に住む無職の35歳の兄が、これからどうなっていくのか。
家族の濁りがとてもリアルでおどろおどろしくて、何処にでもいそうで、笑えて不気味です。
血が付いたキャベツとか、ちょっと怖い。
「住みにごり」はコミックシーモアで試し読みができます。
田舎の実家のなんともいえない空気感がクセになる漫画「住みにごり」。
この不気味な家族はいったいどこへ向かうのか。
すでに次の巻が待ちきれないです。
関連