あらすじ 地球に大寒波が到来し、生命維持装置で冬眠生活に入った「舞鶴太郎」が次に目覚めたのは500年後の世界だった。 妻と息子も隣で冬眠していたが、妻の装置は300年前に停止。 息子のそれは200年前に停止していた。 何故自分だけ目覚めてしまったのか? 外に出てみるとそこには絶望が広がっていた。 地球は氷河期となったのか? 目の前には雪の積もった無人の廃墟があるだけだった。 電気も通信もない・・・ ここはイラク共和国のバスラ市。 せめて・・・祖国・日本がどうなっているか知りたい・・・ 人はもう誰もいないの ...