風俗のリアルな裏側が描かれるノンフィクション漫画。
しかも「男性従業員」の目線から見たソープランドの実録体験談。
ソープランドのボーイさんが、こんなに重労働だったとは・・こんなに大変だったとは・・！
泡姫たちの華やかな世界の裏側で、汗水たらして働くボーイ・玉井次郎（50）の過酷な日々。
「ソープランドでボーイをしていました」。
風俗漫画で、女性ではなく男性に焦点を当てているというのが面白くて興味深いです。
「ソープランドのボーイをしていました」のあらすじ
仙台で東日本大震災に被災し、仕事も金も失った玉井次郎（50）は、
ハローワークに何十通書類を送っても不採用になる始末。
そんなある日、スポーツ新聞のとある求人に目が留まる。
それは吉原のソープランドの男性従業員募集。
玉井は、嫁と子供を養うために東京・吉原に出てソープランドで働くことを決意する！
そこは訳アリの強烈な同僚と、泡姫たちに囲まれて働く過酷な日々だった・・。
「ソープランドのボーイをしていました」の感想
普段なかなか知る事のできない高級ソープランドの裏側がボーイさん目線から描かれていて、
とても興味深い内容となっています。
主人公・玉井次郎の実録ノンフィクションで、ボーイの日常が淡々と綴られています。
仙台に妻と子供を残して東京に出てきた50歳の新人ボーイ・玉井は
年下の先輩に、屈辱的なことを言われても耐えるしかありません。
家族の為、玉井は本当に真面目に頑張ります。
なんかこの漫画を読んでいると、自分も頑張らなきゃなと思います。
ソープランドがどの様に運営されているのかも、興味深く読むことができます。
華やかに見えるソープランドの裏で、こんなに苦労されているとは知らなかった。
風俗漫画というよりは、お仕事漫画といった貴重な題材です。
風俗は社会のセーフティーネットなんて言われることがありますが、
それは女性だけではなく、男性にとってもそうなのかなと感じました。
男のスケベ心が不滅な限り、風俗も不滅なのかもしれません。
「ソープランドでボーイをしていました」はコミックシーモアで無料試し読みができます。
あなたの知らない世界、高級ソープランドのボーイの実態をつぶさに描く、
とても奥深いノンフィクション漫画です。
少しでも興味があれば、あなたも読んでみてはいかがでしょうか。
