真鍋昌平さんの最新作「九条の大罪」2巻。
主人公「九条間人(くじょうたいざ)」は
依頼人至上主義の弁護士。
どんな依頼であろうと依頼人のために動く。
そんな九条の元に訪れる依頼人は、半グレ、ヤクザ等々。
周りから悪徳弁護士のレッテルを貼られている。
今回の2巻は、おぞましい悪徳介護施設をめぐるお話。
なかなか胸糞悪い話だが、現代社会の闇がリアルの描かれている。
世の中の真実がここにはある・・・
今回の敵は、恩師である元ボス弁・山城弁護士。
じつは悪徳介護施設で行われた遺言書詐欺を裏で手を引いていた山城。
そんな中、父の遺産を取り戻して欲しいとの相続人からの依頼を
一度は断った九条だったが、思うところがあり依頼を受けることを決断する。
山城の鉄壁の手口に、弁護士・九条間人が挑む。
そして、忍び寄る刑事の影が・・・
極限の人間ドラマが展開されます。
社会のアンダーグラウンドな面をリアルに描いています。
この漫画を読んでいると気分が落ち込んできますが
なぜか目が離せなくなります。
そして今回、九条のもう一人の恩師の存在が キーになりそうです。
山城弁護士と犬猿の仲である「流木(ながらぎ)弁護士」です。
彼は山城弁護士とは相反した理念の持ち主で魅力的な弁護士です。
流木弁護士の「依頼人の利益のために努めるのが弁護士」との言葉に
九条はどう動くのか・・・?
山城弁護士相手にどう闘うのか・・・?
読み始めたらもう止まりません。
試し読み情報
U-NEXTなら31日間無料トライアルで600ポイントもらえるので
実質無料で1冊読めます。
目を背けたくなるような現実が描かれている弁護士漫画。
「九条の大罪」を是非あなたも読んでみてください。