目を背けたくなるような日本社会の現実が描かれる「九条の大罪」7巻が発売になりました。
反社・ヤクザからの依頼を躊躇なく引き受ける弁護士「九条間人(くじょうたいざ)」。
九条のイソ弁・烏丸は、そんな九条の姿勢に疑問を覚え「反社の使いっ走りのよう」と苦言を呈す。
このままでは九条の行く末は弁護士バッチを外すだけでは済まないと忠告するも、
九条のポリシーが変わる気配はみえない。
そんな烏丸は九条弁護士事務所を去り、九条は孤独感に襲われる。
そんな中、事業が上手くいっていた数馬は詐欺師の口車になってしまったうえに、
それを壬生と菅原という半グレ両名に相談してしまい事態は混乱を極める。
九条の周りで血生臭い空気が漂い始める・・・
アンダーグラウンドと関わる弁護士・九条の法とモラルの物語「九条の大罪」7巻、開幕!!
「九条の大罪」7巻の感想
ウシジマくんに引き続き、社会の闇をまざまざと見せつけられます。
読めば読むほど暗い気持ちになりますが、読まずにはいられないのは何故でしょう。
強大な社会の闇に飲み込まれないように、強い信念と覚悟を持つことがとても大切に感じます。
そしてそして自分の人生を大事にする事を忘れないようにしようと感じる反面教師のような漫画です。
法を守ることはもちろん大切です。
それ以上にモラルと道徳がとても大切です。
それ以上にそれ以上に、人として失くしてはいけない何かを大事にすることがとても大切です。
この酷いストーリーの奥に隠された作者・真鍋昌平さんの心からのメッセージを感じずにはいられない、
そんな極悪で最悪でピュアな人間ドラマ「九条の大罪」。
剥き出しの「ザ人間」が描かれている、そんな漫画です。
「九条の大罪」はコミックシーモアで無料試し読みができます。
弁護士・九条は救世主なのか悪魔なのか、それとも・・・
令和の日本の現実をえぐり出す「九条の大罪」を
もしよかったらあなたも読んでみてください。